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痛みという体からのサイン

痛みという体からのサインをどのようにとらえるのかによって、
治療の方向性が大きくかわります。
痛みをプロスタグランジンという発痛物質が原因だ、とすると
この時点でプロスタグランジンが無くなれば痛みが解決する、
という考えになってしまいます。
一時的に痛みを抑える、
という応急処置のであればそれでも良いかもしれません。
しかし、
実際にはそうではありません。
そもそもプロスタグランジンには血流量を増やすという働きがあります。
そのため、
プロスタグランジンの生成を抑える薬を使いますと、
胃粘膜や腎臓の血流量が減るという副作用が発現し、
胃腸や腎機能の障害に至る事もあります。
痛みはともなっても、
プロスタグランジン自体は栄養や酸素の供給量を増やそうとしている
可能性が示唆されます。
それを抑える事は、
痛みの後に訪れる「組織の回復」の妨げになる可能性があるという事です。
それは治療=回復と考えるのであれば、反対の事を行っていると言わざるを得ません。
体はプロスタグランジンを作り出して、
患部の血流量を増やし
酸素や栄養の供給量を増やそうとしているのです。
つまり、
痛みから本質的に回復するためには、
酸素や栄養の供給量を増やす、という事が目的となるのです。
そのために必要な事をご提案することが
痛みの治療にとって最も必要だということです。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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