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粘膜からみた慢性的 「便秘」「下痢」

便とは粘膜細胞がはがれおちた垢である。
その量が少ないから便秘になるのである。
腸粘膜の表面積は小腸だけでテニスコート1面分(約270㎡)。
身体のすべての粘膜の表面積を合算すると400㎡もあるそうです。
その粘膜の中でも腸の粘膜細胞は
健全な肉体であれば数日の寿命で次々に生まれ変わっている。
だから垢といっても数百㎡からでる垢だから大量になるのだ。
このイメージができていないと
便秘の根本的な原因がつかめない。
まず便秘は、
腸粘膜細胞の生まれるスピードが低下し、
粘膜再生のターンオーバーが弱弱しく、
便自体の総量が減った結果で発病している。
表面の粘膜細胞の新陳代謝だけが低下するはずはなく、
腸を動かす(蠕動)平滑筋の能力も低下する。
お腹が張るのはこのサインです。
では下痢は。
慢性下痢の場合は粘膜の細胞が生まれ変わるどころか休止状態にある。
さらには粘膜表層の細胞がやせてきて表面に隙間が多くなる。
表面層の隙間は外敵の侵入を容易にする。
隙間を埋めるべく粘液を分泌している状態が泥状便(軟便)を悪化させる原因である。
水様便や出血は、
隙間が大きくなりすぎて外敵が侵入しまくっている状態。
洗い流すべく水が流出する。
便秘も下痢も慢性的となると、
水分補給や運動によって治るレベルの疾患ではなくなっていく。
細胞の成長を促進するために必要なありとあらゆる手段をつかって
全力で治療のご提案を行います。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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