さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

母体作りのポイント① 「血」その3

子宝相談のなかで重要な母体作りについてポイントをご紹介します。
酸素と栄養で臓器を滋養しているのは血液です。
血液の質はとても大切です。
血行不良になる事も、貧血になる事も、
血液に熱がこもる「血熱」タイプの方がおられます。
冷える事を気にし過ぎて生姜やトウガラシ、ニンニク、ねぎ類などの温める食べ物(香辛料)を摂りすぎたり、カロリーの多い油ものや乳製品、甘い物などがお好きだったり、ストレスから頭に血が上るなどして、血液に熱がこもる状態があると漢方では考えます。
食欲が旺盛な方に多いタイプです。
血熱タイプに現れる兆候
・出血傾向(吐血・血便・血尿・鼻血・月経出血過多など)
・心胸部や精神的に落ち着かない感じ
・食欲旺盛 水分を多くとる
・心拍数が上がりやすい
など
冷えが良くないという事をご存知の方が多いのですが、漢方の世界では「ちょうどいい感じ」である「平(へい)」がベストだと考えます。
「中庸(ちゅうよう)」と表現する方もいます。
元気なのもいいけれど、元気すぎるのもどうなのか?という事です。
宮崎県のくすりの麗明堂金丸先生から教わったのですが、女性の身体は「魔法瓶」のようだというのです。
男性と異なり、女性の体には皮下脂肪が蓄えられている構造をしていますが、これが「魔法瓶」のように働くというのです。
内臓を冷やすとその冷えがなかなかとれないし、温めすぎれば逆にムシムシと温まりすぎて具合が悪くなるという事です。
確かにそうだなぁと納得しました。
「血熱」は温めすぎると良くない、という方です。
次は誰もがその悪さを知っているであろう「冷え」についてです。
ごう先生のブログ「GOブログ 不妊症特集」もぜひご覧下さい。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
目次