さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

タミフルがあまり効かない人が多い

このところ寒暖の差が激しく風邪のご相談が増えている。
昨夜地元の薬剤師会の理事会があり、調剤薬局をされている先生方からこんなお話を聞いた。
「タミフルが効かない患者さんが多いよね。」
タミフルとは抗インフルエンザ薬で、早期に服用すると抜群の効果があるとして、確か2年ぐらい前に承認された医療用医薬品だ。
(医療用医薬品とは簡単にいうと医師の指示がないと処方できないお薬の事です)
それが早くも効きにくくなってきている、という現場の率直な意見だ。
原因はいくつか考えられる。
・薬に負けないような強いインフルエンザが増えた。
・体力が弱りすぎて、薬の働き以上に体側が負けてしまっている。
・実はインフルエンザ以外の風邪も併発している。(薬効の及ばない症状である)
等々。
これは危険な兆候だと思う。薬が効きにくい体やウィルス(細菌)が増えているのだ。
菌交代症といって、長期間抗生物質で治療をつづけると抗生物質に負けない菌が生まれるという症状はずいぶん前から知られていることで、今の日本の抗生物質漬けの医療の問題点が浮き彫りになっている。こういう事は医療の側も問題だけど、受ける側の認識も問題な場合が多い。医師や薬剤師のいう事をすべてうのみにしてしまえば、良くない事もまかり通ってしまうから。
ちなみに私は生まれてから一度も抗生物質を服用した事がない。親に感謝!すごいでしょ^^
(たまたま実家が漢方薬局というのもあったのだとは思いますが。)
痛み止めだって、バスケ部だった高校の時代に足首や膝が痛いので病院で痛み止めをもらったことがあるのだけど全然効かなくてがっかりした事がある。
この薬なんだろう?って。
「痛み」だって「咳・鼻水・熱などの風邪の様々な症状」だって、人の回復力が治すのであって薬が治すのではない。「回復力」をいかに高めるか、に着目した治療法をしていただきたいと思う。
これは全ての病気に通じる事なのではないでしょうか。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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