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糖尿病とうつ病(ココロの病)

暴飲暴食のつけはココロにまで及ぶ。
まるで漢方の考え方を表しているようです。
レセプト(調剤報酬明細書)より糖尿病患者さんであり、うつ病薬や神経症薬を併用している人の割合を調べてみたところ、実に10%の患者さんがココロの病気で悩んでいることがわかってきた。
以前よりアメリカでは学会等でも発表されていることで、ようやく日本でも論議されるようになってきた。
糖尿病の方は食事のコントロールが実にできていない。
そのストレスで神経症を発症すると示唆されているようだが、実は食事制限によるストレスや、食べてしまった後悔でうつ病や神経症が発病している場合はごくまれである。
糖尿病でココロの病気を発病される方はやはり食事のコントロールができていないと考えたほうがいいでしょう。
というのはこのようなメカニズムで発症すると考えられているからです。
�@清涼飲料や糖分の多い食品などを飲食して体に急激に糖が吸収される
�Aそれに合わせて膵臓からインシュリンが大量に速やかに分泌される
�B大量のインシュリンによって速やかに糖を細胞内にとりこみすぎて血管内では低血糖状態となる
�C低血糖状態をカバーするのに交感神経が興奮して体のありとあらゆる機能をカバーする
�Dその反動で自律神経失調が発病しやすくなる
�@〜�Dを長期間繰り返していく事で精神的な部分にまで影響してくると考えられているのです。
これは豊かな時代でしか起こりえない病気で、質素な食生活をココロがけることの大切さが分かる。
ホルモンと神経が絶妙にバランスを取り合って健康な体が保たれていることがよ〜く分かった。
実はこのようなお悩みを持っている方がとても多く、具合が悪いことをわかっていながらどこに相談することもされないでいる。
レセプト(調剤報酬明細書)から読み取れば10%の症状も、病院にも相談をせず普段体調を悪くお過ごしの方は実に多いのではないでしょうか。
急激な血糖上昇を起こさないような食習慣を身につける必要がある。
しかし、独身の男女などは食生活もめちゃくちゃなことも多く、これが影響して神経的にも精神的にも不安定になっている方は多いのではないでしょうか。
安定剤や抗うつ薬、神経疾患用薬を最初から使うのではなく、できる事ならそのようなココロになってしまう原因生活習慣の見直しや、どうしてもできないところをサポートする補助食品などの摂取を私がプロデュースしている。
メンタルが日常生活にとても重要なことは、全ての方がご存知のことではあるけれど、ではどうすれば良いのかというところの考え方に乏しい。
スポーツにもお仕事にも、夫婦の関係や様々な人間関係など、ありとあらゆるところに関わってくることであるので、漢方や栄養学の知恵を総合的生かしていきたいと思っている。
食事が悪いと薬の効きもとても悪い。
やっぱり食事が基本であることを再認識しました。
食事はおそらく栄養学だけで全てを考えることはできません。
体の仕組みやただ配合されている栄養だけでなく、その消化や吸収、排泄などを理解して考えないと、ただあれが良いコレが良いでは、おそらく却って体調を崩しかねないことを知ってください。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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