さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

漢方による不妊治療の実際 生命力を信じて 細かな原因にふりまわされないで


先月に愛犬が骨折してしまいました。
毎日てんやわんやです。
退院後一人で置いてはおけないと考え、かかりつけの動物病院でゲージを借りてお店に設置。
骨折してから骨が丈夫になるとっておきのものを毎日飲ませはじめました!
早くよくなりますように(祈)
お子さんが欲しいというご相談において、
女性であれば月経を調えるお体作りに、
男性であれば精をつけるために、
広い意味では無事に安産をするまで、
また出産後にも健やかに育ってほしいから、
妊娠中には流早産対策としてつわり(悪阻)や腹痛、出血の治療に、
妊娠出産期の風邪や鼻炎の治療に、
産後授乳中の体調改善に、
漢方だからこそできる事があります。
それは本来の自然な体のリズムに却って負担をかけるような現代的なライフスタイルとは、逆行したことするべきだという警告を教えてくれているようにも感じます。
現代的とは化学物質、電子機器、夜更かし、栄養過多、仕事のしすぎに、人間関係など多くのストレス、など様々な事からの影響が考えられます。
生き物はいずれどのような環境にも対応したものが生き残るでしょう。
そうして現代に至るわけです。少子高齢化の真っ只中にいる私達人類の将来とはどのようなものになるのでしょうか。
子だくさんの象徴である団塊の世代が生まれた当時は、
今より栄養状態が良かったでしょうか?
衛生環境が整備されていたでしょうか?
同じ日本人なのに、同じ遺伝子を受け継いでいるはずなのに、一体何がそんなに変わってしまったのでしょうか?
漢方医学のバイブルである傷寒雑病論ができたといわれる中国の後漢の時代の人間も、今の人間も、生き物としての「人間」が大きく変わったわけではありません。
だから今でも当時の治療法が有効なのです。
漢方は高度で進歩的な現代の不妊治療のような革新的な技術があるわけではありません。
しかし当時から子宝に恵まれるための方法というものは確立されていました。
ホルモン量による判断や様々な診断名をつけることは、そのたびにネガティブな要因や証拠をつきつけられ、それに名前までつけられてしまうことなので、治療を受けている側は翻弄され動揺しています。
体の側の準備がしっかりとできていない状況であっても、機械的に行われていく治療は、今すぐにでも子供ができそうな印象を持ってしまいます。しかし、生理が来るたびに、またダメだったと心がどんどん折れてしまいます。
多くの人はなぜ子供ができないのか原因を知りたい、といいます。
しかし知って打ちのめされうまく行かなくなる事もあるかもしれません。
また、原因といわれている事柄さえも、生命そのもののメカニズムが全て解明されているわけではないのだから、仮定の上になりたつ事実の羅列に過ぎません。
原因が分かったら治す方法が分かるものばかりではなく、回りまわってみれば原因も分かったようで分からないことだらけなのです。
お体のトータルバランスがどうなのかという視点が特徴である漢方のニーズが高まっているのは、無理や不安が少ない自然な考え方による治療法だからなのではないでしょうか。
一つの原因が問題だとはそもそもしておりません。
分かりにくさもありますが、自然界とはそもそもそういうものではないでしょうか?
漢方薬を飲んで、実際に生理の血液の質や、月経前の症状など、実際に自らの体が感じる変化は、それこそが圧倒的な事実だから、より安心されるのでしょう。
実際に漢方をご希望されご相談におみえになる方々の多くは、すでに幾多の不妊治療を受けている方々であり、色々な情報に翻弄され、治療をしても結果がでなかったことに打ちのめされ、心身ともに大きな痛手を負っているように私の目には映ります。
漢方を中心とした自然医学を学ぶものの一人として私がお手伝いができる事は、自然体としてあるべき姿にいかにして近づくことができるかを追求することかもしれません。
具体的な方法は各々の体質やライフスタイルによって異なります。
解毒を主体とした漢方薬で子宝に恵まれた方もいれば、温め血を養う調経をして良い結果に恵まれた方もいます。
生命力にあふれるお二人の細胞が結ばれて新たな一つの生命が誕生するという大原則と、その大きな目標のために、漢方薬がお手伝いができること、各々が自らライフスタイルを変えるべきこと、をご提案の主体としています。
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田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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