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それはガオーから身を守るため 高プロラクチンや第ⅩⅡ因子(凝固)

僕が尊敬する熊本の「くすりのキュート」倉光浩城先生から教えてもらった「ガオーのお話」が、まさに高プロラクチン結症や血液が凝固してしまう第ⅩⅡ因子に、どう対処すべきかの道しるべになるので、お客様にお伝えしています。
今日も不妊症・不育症でお悩みのお客様にお話して納得されていたので、ブログを御覧の方々にもお伝えしたいと思いました。
高プロラクチン血症とはどんな状態だと思いますか?
これは順序だてて考える事が必要です。
プロラクチンというホルモンは授乳中に出るホルモンです。
授乳中というのはどのような体の状態でしょうか?
出産後、乳飲み子を育てながら、自分の体力も回復しつつ、すでにお子さんがいる場合は、他のお子さんたちも育児しつつ、夜泣きをしたら寝ずに授乳をし、多い場合は夜中に3~回の授乳でほとんど不眠不休でも、それでも動き続ける事ができるように、授乳中に脳から体を「火事場の馬鹿力」を発動できるようにするのがプロラクチンというホルモンです。
つまり、頑張れるし、動けるのです。
頑張れて、動けるから、といって体が元気満点!なのではなく、体がきつかろうが動かしてくれるのです。
そのホルモンが、授乳中でないのにも関わらず分泌するのが、高プロラクチン血症という状態です。
医療ではどのような治療をするのかというと、脳下垂体のドーパミン受容体刺激により、プロラクチンの分泌を抑えるという薬の類が使われます。
ここで、「ガオーのお話」を。
イメージしてください。
ジャングルで子供を産んだお母さん。
森では、乳飲み子を抱きかかえた母子は格好の餌食!
我こそは仕留めようと、狩りをする肉食動物たちの目が光っています。
乳飲み子を抱えたお母さんの体は、
物音がすればいつでも全力で逃げられるように、神経を常に高めています。
血液は筋肉や脳へ、いざという時のために運動能力を、防衛本能をMAXにすべく五感をフルパワーで鋭敏にしています。
もしガブリと肉食動物に噛まれても、出血を最小限にするために、体表面の静脈管を収縮させたり、さっと血が固まり止まるように、凝固系がしっかりと働くような状態になります。
プロラクチン分泌が多い状態や、凝固系が活発となる、その状況は、いつガオー(肉食の捕食動物)に出くわしても、最大限の力で身を守るために、体が必要なモードになっているということなのです。
現代の生活の中でそうなってしまう女性には、その人それぞれのおかれている状況、精神状態、情報に惑わされて翻弄され、ヘトヘトになっている、治療によって憔悴しきっている、などの状況的な原因が考えられるのではないでしょうか。
そんな女性たちに、肉体的なサポートは漢方薬や栄養療法にて、抗プロラクチン薬に頼らなくてもスーッとプロラクチンの値が下がる人がたくさんいます。
すると女性のお体の準備、第一段階は整うのです。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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