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水中毒

水を飲むと血液サラサラ。
そんなに簡単に血液がサラサラになるわけないのに・・・。
現状はすっかり水分補給信仰が定着しました。
医療従事者の多くですらそれを信じてせっせと指導している。
スポーツの時に、高齢者は体水分量が少ないから、など脱水というものを恐れて、その心配がない人々に対しても過剰に水分補給をすすめている傾向があります。
漢方の世界での常識は、水分はその人の適量を心がけること。
とりすぎて良いものはありませn。
体に余分な水がたまることで様々な病気へと変遷していくことを教えてくれる。
必要であればとるべきだし、不要であればとりすぎないように注意するべきなのだ。
それを「考えなし」に、良いから!と浅知恵に頼り模倣する。
近頃は情報過多なので、何事においてもこの傾向が強い。
水が良いとか悪いとかいうのではなく、要はもっとよく考えなければならないのだ。
Credentialという医療機関向けの雑誌に「水中毒」という記事が載っていました。
このような記事を読むと生理学的に正しい知識を身につけることが必要な時なのだろうと感じています。
「水の過剰摂取による低ナトリウム血症」についての概略がわかります。
テレビで良いといっていたとか、
看護師さんや医師に言われたからとか、
そんなことは判断の理由にならない。
それが情報過多の時代。
ちなみに、
水分補給の指導に関して、
僕も調剤薬局に勤めていた時代に
誰にでも構わず考えもせず、
「水分補給してますか?」と声掛けしていた。
24歳の時である。
薬剤師という資格は持っているが、
人間的にも、知識も、経験も、とにかく浅い時代で、
諸先輩方がやっていることをただ真似ているだけであった。
今当時のことを思い出すと顔が赤くなる。
まさに「考えなし」である。
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田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
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オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
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動物生薬を活用する事があります。
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