さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

晩秋は「燥気」盛んな季節

雨が多いとはいえ漢方の季節感では晩秋は乾燥の季節と考えます。
その乾燥は、空気自体の乾燥もあるけれど、おそらくは暑い季節に汗をかいて体液を消耗することで、内臓が乾燥している、という事も含まれていると私自身は感じています。
この時期になると咽の不快感を訴えるかたがとても増えてきます。
朝起きたら咽がイガイガする、という症状が出やすくはなってきませんか?
私自身も今朝起きた時に咽がイガイガしました。
これが「燥気」が体を傷り(やぶり)、現れた症状なのです。
悪い乾燥のことを「燥邪」といいます。
ホテルに宿泊した朝などにも同じような症状になる事がありませんか?
これこそまさにホテルの空調による乾燥によって咽が痛められた症状です。
「燥邪」によって痛められた咽には漢方ではアミガサユリなどの軽い感じの生薬がよく使われます。
ちょっと風邪っぽい方には、漢方の風邪薬と一緒に、軽い性質の生薬をご一緒に服用されてみてはいかがでしょうか。
ハーブティーのようにして飲める生薬もいくつかありますので、朝起きると咽がイガイガされ不快だという方はお気軽にご相談くださいませ。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
目次