さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

新型インフルエンザ

新型インフルエンザが流行する可能性があるそうだ。
もちろん予防接種は効くはずがない。
でも、医師が注射してくれるものは効くという
イメージが先行しているので、
どんな風邪も防いでしまうぐらいの
過大解釈をしている方も後を絶たない。
これは説明している医師やマスメディアにも
問題があるのだと思う。
義務付けられていた診療が、
自己判断による任意の診療となったのだから、
わざわざする必要もないという意味である
とも言える。
決してドクターバッシングをしているのではなく、
これはいささか問題であると感じているだけである。
先日も、
インフルエンザの予防接種のすぐ後から
風邪をひいたという方が何名か相談にこられた。
みなさんの症状をお伺いし、
漢方薬の煎じ薬をそれぞれの症状に合わせて
お作りした。
2〜3週間お困りだった方も、
1週間弱でみなさんよくなった。
どの方も医師に相談しないと
風邪薬は作ってもらえないと思っている。
これは間違いだ。
薬局にも自家製剤という
りっぱな調剤権があり、
薬剤師の判断で風邪薬を調合し
保険診療ではなくても
お薬をお渡しできる事を知ってほしい。
(ただし、どこの薬局でもやってもらえるものではないのでご注意を!)
インフルエンザなどの感染症を繰り返す事じたいが
とても体に危険な事だということを知ってほしい。
感染症がきっかけで発病する難治性の病気は
意外にも多い。
たとえば、
IDDM(�T型糖尿病)という
膵臓からインシュリンが出なくなってしまう病気は、
コクサッキウィルスやインフルエンザウィルスに感染した後に
そのウィルスに対する免疫抗体が、
膵臓を破壊してしまいインシュリンが出なくなるという
自己免疫疾患だ。
リウマチもある種の細菌(ボツリヌス菌)の感染により
生まれる免疫抗体が関節軟骨を破壊し、
炎症と変形が発症する。
この他にも、
難治性の免疫疾患の多くは、
分かっていない事もおおいが、
おそらく感染症というきっかけが
なんらかの影響を及ぼしていると
考えられるし、
私もその線が一番問題だと考えている。
つまり、
しょっちゅう風邪を引いているような人ほど、
難病になりやすいという分けです。
「風邪は百病の始」と漢方では古くから考えられており、
古の時代から病の本質は変わらないのだなぁと
痛感しています。
たかが風邪、されど風邪。
みなさん油断は禁物ですよ!

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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