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「がん」は検査費用も高額 その必要性 真価が問われています

最近患者さんから、今度「PET検査」をして全身の「がん」を調べるんです、という台詞を耳にします。
昨年の夏ぐらいから、私と一緒に漢方にて「がん」を療養中のお客様たちから、つぎつぎと聞きました。
はじめは、「PET検査」ってなんだろう?てなもんですが、
がん病巣が糖の消費が多いことに着目した検査方法で、がんの早期発見率が高まると期待されていることから、このところ全国の医療機関で実施されることが多くなってきました。
しかしその検査の精度に疑問符がついた、という報道がされ始めています。
3月3日の読売新聞の記事なんて読んでしまうと、その必要性に益々疑問符?であります。
検査をして、体中の「がん」を見つけ出すことも必要かもしれませんが、私はそもそもそういったあら捜しがあまり好きではありません。
しかも「がん」が糖を通常の細胞よりも多く消費しないと生きていけない、という最も大切な事実が分かっているのですから、検査をしてがんを見つけることよりも、糖質の制限など食事療法を中心とした治療のご提案をすべきなのではないでしょうか。
「がん」の検査に高額な金額を支払い、
「がん」の処置に高額な金額を支払い、
「がん」のお薬代や民間療法をするものに高額な金額をしはらい、
いったいいくら持っていたら「がん」を克服できるのでしょうか。
そもそも、これだけ裕福な時代になっているのに、これだけ「がん」が増えているのは異常事態だとは思いませんか?
「がん」を無理やりに見つけて、高額な医療費を捻出させることばかりでは、将来の国民健康保険の制度などもつはずがありません。
健康日本21、という21世紀の国民の健康を、自己による予防に力をいれるという指針に反して、病気は増える一方です。
これは検査する精度ばかりが高くなり、さも薬を飲めば、さもドクターが処置をすれば、簡単に病気が治ってしまうような幻想が、こうさせているのではないでしょうか。
大切なのは自分自身がどうやって生活レベルで気をつけ、どんなことを取り入れて、健康で楽しい生活を過ごすかだと思うのです。
そこに漢方薬、生薬、自然薬、自然食品、などの自然の恵を利用することが、私自身が好きなのです。
お菓子やジュースなどを好き勝手に飲んで、「がん」が治るはずがありません。
手術をしたって、抗がん剤を飲んだって、放射線をあてたって、おそらくは更に強い「がん」が生まれるだけです。
そのうち骨髄機能が低下し、感染症を併発して、命の危機を迎えるのは時間の問題です。
「がん」の治療を希望されるお客様に「食養生」のお話をしますと、ほとんど全ての方々が、そんなことはできない、ときっぱりおっしゃいます。
なぜ?自分の身体なんですよ。
心が「がん」に侵されているとしかいいようがありません。
これは「がん」のみならず、
子供にとにかく増えているアレルギー疾患(もちろん大人でも多いです)、メタボリックシンドローム(糖尿病・高血圧・高脂血症・肥満などの複合病)などの現代病は、おそらく絶対治りません。
薬で一時抑えていたって、根本は何も変わっていません。
今こそ、何が必要なのかを考えていただきたいと思います。
どんなことができるのか、を一緒に考えます。
セルフメディケーションも、「がん」に使うものは高額なことが多いのですから、ご自身にとって本当に大切な事をはじめてください。
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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