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波浪警報時にサーフィン禁止 鎌倉市

鎌倉のサーフショップで仕事をしている友人が教えてくれた。
鎌倉市 波浪警報の時はサーフィン禁止を>以下
台風時に相次ぐサーファーの水難事故を受け、鎌倉市に対策を求める決議が二十七日、市議会で全会一致で可決された。
同市消防本部によると、今年は市内では九件の水難出動(七日現在)があり、うち六件がサーファーが絡んでいた(誤通報一件を含む)。特に台風接近時に集中し、今月六日の台風9号上陸時には一日に三件の出動があった。
一度の出動で水上バイクや救急車などで十五人ほどが現地に急行するため、土砂崩れなど他の災害現場に急行できない懸念も指摘されていた。
決議は市に対して「津波警報、波浪警報時には事故防止のためにサーファーが海に入るのを禁止する」などの規制を実施するよう要望。他自治体との連携など広域的な対策も求めている。
以上 カナロコより
私のようなへっぽこサーファーでも慎重に考えていただきたいと思う条例である。
すでに某掲示板では、この条例施行に対する活発な意見が飛び交っている。
以前PSE(電気用品安全法)が施行される前のムーブメントを思い起こさせる。
(そこまでの反響ではないけれど)
サーフィンというのはスポーツというだけでなくサブカルチャーである。
ハワイやオーストラリアの人が聞いたら開いた口が塞がらないであろう。
サブカルチャーはある種の人たちにとっては生きる楽しみの一種なのである。
何事にもリスクはつき物である。
それを救うお仕事の人にはなからご迷惑をかけたいわけではありません。
特に自然を相手にするスポーツであればリスクはひときわ大きなものとなる。
心無い人や暗黙のルールを無視するような輩は後を絶たない。
しかし、なんでも条例で規制するのはいかがなものか。
遭難事故が多いから山登りを禁止する。
交通事故が多いから運転を禁止する。
そんなことはなく、多くを自己責任にまかせている。
<禁止>というのではなく、<注意>にするべきではないのだろうか。
波乗りをしている歴だけは長いが技術的には一向に進歩しない私ですら、自分の技量にあった状況で波乗りを楽しみたいと思っているので、技量に合っているか自分で判断してから海に入る。
また日頃から入りなれていないポイントへ行った場合などには、カレント(離岸流)が発生するポイントやリーフなど海底の地形も分からないので、無理せず地元の方々の動向に気を配るようにしている。
茨城や千葉のような常時サイズが大きいポイントは、鎌倉が台風の時のような波の大きさが日常である。
リスクマネージメントでがんじがらめにするのでは、自己判断や経験というもののない人ばかりになってしまう。
良識のある温かい目と、禁止ではなくサーフショップの方々や、サーフィンを楽しんでいるもの自身が、自覚をもった行動をする、声を掛け合う、時には厳しくしかる!などもっともっとできる事はたくさんある。
私なんていまだに地元ローカルの重鎮の方々に怒られることがある。
「おめぇなんで人のライン上にいんだよ!(怒)」など・・・。
「スイマセン・・・へたくそなモンで・・・。」
叱られて覚える。
自覚が出てくる。
同じ過ちは繰り返さないようにしようと思う。
感情論になって、もう少し余裕をもってもらいたいと思うこともしばしばございますが・・・。
殺虫剤で害虫を排除しようとしたら、殺虫剤に負けない害虫を生み出す。
抗生物質を多用していたら耐性菌を生み出す。
リスク回避が新たなリスクを生む可能性も
物事を一方向からではなく、色々なところから、見えないものを見る目を養いたいと思う。
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私は今後のMarbo氏の動向に注目しています。
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田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
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