眠れないという方が本当に多い。
もともと他のお悩みでご相談を受ける際に、「よく眠れますか?」と何気なくご質問をしてみると、寝つきが悪いと、途中で何度も目が覚めてしまうとか、夢を多く見るとか、目覚めが悪く何時間寝ても寝た気かしない、など睡眠のお悩みは実に多い。
体の調子を崩すと眠りの質も悪くなる人が本当に多い。健康な人は実によい眠りを取れている。
サイバー化が進むにつれ脳の興奮状態がなかなか治まらずに、そのまま眠りに就く方も多いのではないだろうか。
漢方ではよい眠りには「血」が充実していることが不可欠だと考える。
私は貧血ではない、といわれる方は多いかと思いますが、そうではなくて漢方でいうところの「血」が足りているか足りていないか、という事が重要なのだ。
パソコンは今や仕事にプライベートに、なくてはならないものとなりつつある。
実際にこのブログを見てくださっているような方々は、少なくてもパソコンのヘビーユーザーの一人である可能性が高い。
パソコンは体をたいして動かさないけど指先を酷使するし、ずーっと画面を見ているのだから目の消耗は甚だしい。
漢方では、たとえ指先であっても筋や筋肉を動かすことにも、視力の源としても、じつは「血」をエネルギー源としていると考える。
パソコンを1日に何時間もしていればそれだけで「血」かなり消耗してしまうのだ。
それでもいくら血液検査をしたところで、血液の比重は足りているかもしれない。
それでも漢方では「血」が不足してしまうと考えるのだ。
検査の比重が重要なのではなく、自覚症状を判断基準としているからに他ならない。
パソコンのヘビーユーザーには実は不眠症や眠りの質が悪い方が多い。
不眠症とは自覚が少なくても、目覚めの悪い方が多い。
「血」は美の源でもある。
パソコンのヘビーユーザーである女性は、何も症状がでていなくても「血」を養う漢方薬を予防に服用されれる事をお奨めします。これは本当に大切ですよ!
お肌、爪、髪、唇の状態はもちろんのこと、目の充血、ドライアイ、冷え性、シビレ、不眠、便秘、筋肉のツリや痙攣、月経不順、生理痛など、「血」の不足により悪化する症状を考えたら数限りない。
体の事はもちろんですが、美容にも「血」の不足はかなりの足かせになる。
高価な化粧品に投資するよりも何倍もの価値があるであろう。
不眠に話を戻しますが、よい眠りであることはとっても大切なことであると考えています。
夏の疲れがでるこの時期は実際に眠りの質も悪くなりやすいです。
よい眠りを取り戻すべく、漢方の力を借りてみるのもよいのではないでしょうか。
さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN
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