さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

生理前にひどくなるニキビ

お肌のトラブルの中でもっとも多いご相談の一つがニキビです。
女性のニキビのご相談の中でも多いのが生理前に増えるニキビです。
ニキビのできる場所によって原因は異なりますが、生理前に増えるニキビの多くが毒素を原因としています。
私は毒素っていってしまうのですが、漢方家の先生方にしてみるとよい表現とはいえませんが、これが一番わかりやすいんです。
生理前に額や眉毛の辺り、髪の毛の生え際などにできるニキビの多くはストレス毒、熱毒、などのニキビです。
ストレスのない環境に行くことなどなかなかできませんし、そうしたとしても決してストレス毒はなくなりません。ストレス毒は自分がどう感じるかによって変わってくるので当の本人の問題なのです。
熱毒も生理前の高温期の体温を無理に下げてしまうと返って体調は崩れてしまいますし、実際に発熱しているわけではありません。
これらの毒がうまれても速やかに減らしてあげるような漢方薬が使えると、とっても楽にお過ごしになれますしお肌が変わってきます。
ストレス毒の多い人は生理前に胸が張りやすかったり、ウンチがスッキリでなかったりします。
熱毒の方の場合、やたらと食欲があり冷たい飲み物がほしくなります。ウンチは硬めになります。
生理前にあごの周りや口の周りにできるニキビは水毒、冷え毒、などのニキビです。
生理前になると浮腫みやすい方や、手足や下半身が冷えるという方は、まさにこのタイプのニキビです。
おりものが多かったり、激痛の生理痛が多かったりします。
生理前になると色の悪いニキビが増え、かつ跡が残りやすいという方は古血毒のニキビです。
生理の血液に黒っぽい塊が多かったり激痛な生理痛があったりします。
これらの毒素は複合していることも多く、原因はひとつとは限りません。
複合していればしているほど治りにくく、多くの毒素がある方は明らかに食生活や職場環境、生活習慣がよくないですし、解毒代謝する内臓の機能もあまりよくありません。
根本的に弱い部分や生活の中で改善できるところは積極的にすることが必要です。
春は天候の変化も多く、風も強い、動きの激しい季節ゆえ、体の中でもさまざまな変調が出やすい季節です。
漢方薬を上手につかうととっても楽にお過ごしになれますよ。
お化粧のノリもずいぶん変わってきます。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
目次