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痰濁(たんだく)と花粉症

こんなに水を飲むようになったのはいつからなのだろうか?
とにかく皆さん水分取りすぎですよ!
漢方には痰濁(たんだく)っていう考えがあります。
これは簡単にいえば「ドロドロ水分」です。
水はサラサラに決まっている!なんて思っていませんか?だからサラサラの為に毎日沢山水を飲む。
これ実は間違いです。というか常識です!だからみなさん水をガブガブ飲むのやめませんか?
これはご相談にご来店されるお客様にいつも言っている事なので思い切って書いてみました。
花粉症の症状を漢方で分類すると大きく2種類に分けることができます。
一つは「外感(がいかん)」、もう一つは「内傷(ないしょう)」です。
「外感」は体外から体に入ってきた「病邪(びょうじゃ)」によって悪化する症状です。
花粉が入ってきたというよりは、冷えが入ってきたとか、熱が入ってきたとか、そういう感覚的な事を重要視します。
「外感」の特徴は寒気や熱感です。これはちょっとした寒気や熱っぽさも含めます。
「内傷」は体内でうまれた毒素や体にとって大切なもの(エネルギーや栄養)の不足などにより悪化する症状です。
痰濁(たんだく)とは、体の中で生まれた水毒とでもいいましょうか、コレが多い方が本当に増えています。
花粉症の症状以外に、体がだるいとか浮腫むとか、便がやわらかいとか、胸焼けがするとか、痰濁により花粉症が悪化しているような方が多いように感じます。
血液ドロドロだけでなく、体液ドロドロ、水分ドロドロ、をもっと意識しないと、とっても治りにくい症状がたくさん発現してしまいますよ!
ちなみに昨晩調子にのって焼酎なんぞを少し飲んだだけなのに、とっても花粉症が悪化しました。
今朝は痰濁によい漢方薬をしっかりとのんだら、花粉症の症状がめちゃくちゃ楽になりました。
多少ムズムズする事は当然あります。だって、花粉症は「不治の病」なのですから。
でも漢方薬を使うととっても楽になるんです。
新薬で眠くなったり、だるくなったりするより、漢方薬でスッキリした方が楽チンですよ。
昨日、今日はとっても花粉症のご相談が多かったです。
ちなみに、当店のある神奈川県では明日雨がふるそうです。
雨が降ればそんなに花粉は飛んでいないはずです。それなのに花粉症がひどくなるような方は、絶対に漢方薬の方が合っています。それは花粉だけでなく気候や体調の影響を受けて花粉症が悪化しているのが間違いないからです。
それと妊婦さんや授乳中の女性の方で花粉症でお悩みの方には、絶対漢方薬がオススメです。
あんまり我慢してしまうととっても治りにくくなるので、お悩みの方はお早めにご相談くださいませ。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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