さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

尿路結石はくりかえす

加齢に伴い尿路結石(腎臓結石)を繰り返すという方増えているという。
実際にそんなお客様がご来店された。
民間薬では、裏白樫(ウラジロガシ)や金銭草(きんせんそう)などを飲んだりしているが、必ずといってよいほど再発してしまうという。
医師からも「石ができやすい体質なんだ」と言われ半ばあきらめ状態でご来店された。
ご主人が結石を繰り返しているという方の奥様がご来店された。食事の内容をきいてみるとお酒が大好きな以外は、毎日乳製品を取っているとか、朝は黒ゴマときな粉を牛乳に入れて飲んでいるとか、ご自身では良いと思っている事を色々されている。ただお肉は好きだし割とお昼は外食が多いし、お酒のおともにおつまみ(加工食品)をよく食べている。
アレがよいコレがよいと目先の事は良くされるが根本的な部分ができていない。
それは体が酸性体質になってしまっているという事だ。
酸性体質を作りやすいものを多く取っている。上記した食品が実はそうなんです。
酸性体質になるとカルシウムが血液中に溶けだしやすくなる。
溶けたカルシウムが腎臟で石になる。
これを繰り返しているから石ができやすいのだ。
年をとると腎機能も衰える。血流も悪くなる。
だから更に石ができやすくなるのだ。
(簡単にいえばですが)
せめて酸性体質を変えていかないと繰り返し石がうまれる。
石の形は金平糖のようにトゲトゲになっているせいで石が動くと激痛となる。
痛みで苦しい時は治療に専念されるが喉元過ぎればとはよく言ったもので、結石体質の方であっても日頃予防される方がとても少ない。
腎臓に石がいっぱいに溜まっているという方も時々ご相談にご来店される。
腎臓にも負担がとってもかかっていると思う。
腎臓は漢方では生命力のやどる臓器と考え、腎臓にやどる生命力が充実している方ほど若々しくて元気です。
まずは食事を変えていただきたい。それがうまくできないようでしたら補助食品を上手に活用していただくとよいと私は考えています。
食事を変えていくとものすごく体がかわってくるので石ができにくくなるんです。
結石体質でお悩みの方には現在の一般常識的な栄養学ではたちうちできませんのでぜひご相談を!
ただあくまでこれは日頃の予防です。
それでもできてしまった結石は病院で破砕するもよし。
漢方でいうところの石淋(せきりん)のお薬をつかってもよし。
実は石淋のお薬はとってもマズイのですがとてもよく効くお薬があるのでお悩みの方はご相談下さい。
今石があって動くたびに痛むという方は食事療法だけでは到底間に合わないから煎じ薬をオススメしています。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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