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花粉症の漢方薬の話 〜その2〜

神奈川県の花粉の本格的な飛散予想は2月10日前後のようだ。
よくよく考えてみるとあと10日たらずじゃないか!
花粉症を漢方で考えるときに「肺」がとっても重要だ。
「肺」は、
皮膚、毛穴、鼻、気管支、肺などの呼吸器と深い関係のある「臓」である。
漢方でいうところの「五臓六腑」のなかの「臓」とは実際の臓器ではなく機能
の事をいう。
「肺」と関連の深い部位の防御力が低下すると、体外からの病邪(びょうじゃ)
が簡単に体に侵入してしまう。
体表面や粘膜での防御力の事を「衛気(えき)」という。
この「衛気」が不足すると花粉症が悪化しやすいのだ。
「衛気」が充実しているかチェックしてみよう!
□ 以前より寒がりになった
□ 厚着をしていないのに汗をかくようになった
□ 低体温 もしくは低体温ぎみ
□ 冷暖房が苦手 冷え症ぎみ
□ 風邪をひきやすい
□ 咽がよわくよく痛くなる
□ 慢性的な鼻がグジュグジュしている
この中で1つでも思い当たるような項目がありますか?
一つでもある方は「衛気」が不足しています。
花粉症の方は症状が悪化しやすいお体の状態にありますので「衛気」を
補うような漢方薬や生薬をお早めにのんでおきましょう。
そうする事で症状はかなり楽になります。
生薬では黄耆(おうぎ)や冬虫夏草(とうちゅうかそう)が「衛気」を増す生
薬として有名です。

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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