さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

便秘はよくないですよ奈美さん! 掌蹠膿疱症の話

奈美悦子さんが難病を告白されたのも記憶に新しい。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)および掌蹠膿疱症性骨関節炎という
病名を初めて知った方も多いのではないでしょうか。
ビオチンというビタミンをご存知ですか?
ビオチンはビタミンB群の一つB7というもので、ビタミンHとも言われている
もので、Hの由来はドイツ語の皮膚(Haut)から来ている。
このビタミンが欠乏すると皮膚炎や脱毛だけでなく、うつなどの精神症状に
も発展することがある。
このビオチンというものは、あまり欠乏する事がないというのが今までの医
学界での常識だったため、ついつい見落とされてきた。
でも、こんなに食べ物が豊かな時代なのに欠乏症の方が増えている。
アトピー性皮膚炎などがまさによい例なのだ!
このビオチンというビタミンは腸内に住んでいる有用な常在菌によって作ら
れはじめて体に補うことができるもので、お腹の中の細菌のバランスが鍵
を握っている!
つまり便秘がちな方はお腹の中の悪玉菌が増えやすいので、このビタミン
を得ることができにくくなってくる。
タバコを吸う人は更にリスクが高くなるのは、タバコにより腸の動きが抑制
されてしまうことと、血中のビオチンの消耗が激しくなるからだ。
卵白にはビオチンの吸収を阻害する事が分かっているし、抗生剤をよく使う
と腸内細菌が殺菌されてしまいバランスを崩す引き金にもなるので、日頃
食べる物や飲む薬には注意をしていただきたい。
ず〜っと私は腸内の健康についてお客様にお話してきた。
その大切さを再認識!
たなうぇぶにも最初に載せたのは「快便健康法」なんだよね〜。
予防医学は毎日の事を一番に考える。だから「うんち」の事は誰よりもうるさ
く言う。「うんち」の事ばかりお店で話をしているとちょっと変人扱いされそうに
なった事も何度かあるのですが・・・。本当に大切な事なんですよ!

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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