さがみ野で2025年5月に漢方薬局をOPEN 動画はこちら

萎縮病・老化病・痛みの原因はカタボ

70歳を過ぎて田辺薬局に相談に来る方のうち、体重が減少していると、痛み、胃腸障害、排便排尿障害、精神疾患、認知機能の低下、循環器疾患、呼吸器疾患、がん、など多くの主訴が回復困難となる場合が多いです。

若い人も同様です。

体重が増えず悩み、体重減少していくと、女性なら婦人科疾患、自律神経疾患、胃腸障害、痛みなど、回復困難なケースが多いです。

栄養が身に付くことをメタボリズム(同化作用)といいます。

太ることをメタボリックと言いますが、実は元気な証拠です。

 

逆に体の筋肉や骨が 分解されることをカタボリズム(異化作用)といいます。

 

低栄養状態でのトレーニングやオーバーワークはカタボリズム(異化作用)が進行してしまうのです。

 

病的な痩せ方は、骨や 筋肉、血管、臓器、皮膚など大切なものが減り萎縮します。

 

70歳からの関節痛・筋肉痛・神経痛の原因はカタボリズムです。

カタボリズム(異化作用)が進行して筋力が弱ることを「サルコペニア」といいます。

 

カタボリズム(異化作用)が進行する原因は、人それぞれの原因があります。

心因的な事かもしれません。

加齢によるものかもしれません。

元来の胃腸虚弱かもしれません。

 

栄養失調の改善が回復への鍵を握っています。

なので栄養療法が治療のベースとなるのです。

 

すでに、消化されているタンパク質である「ペプチド」や「アミノ酸」を補給する。

ゆっくり消化される「タンパク質」も補給する。

微量元素やミネラル、ビタミンも、補給する。

生理学的に代謝に有用な特殊な栄養も補給する。

 

栄養療法に併せて行わなければ運動も漢方薬も、結局はカタボリズムを進ませることになりかねません。

 

栄養がない状態で無理をすると、体内で筋肉を分解して栄養を作り、修復が必要なところへ融通を始めてしまうのです。

もともと正常だったのに、分解された筋肉などが障害を受けて痛みを引き起こします。

それが体を破壊する病気へのカタボリズム(異化作用)の始まりです。

 

メタボリズムとカタボリズムのバランスを整えて健康な状態を維持するためには

十分な栄養を摂る事(食べる事)がどれほど大切なのかがおわかりいただけると思います。

 

まさに医食同源!

田辺 豪
大和漢方センター田辺薬局の代表・薬剤師
私が営む薬局は「健康相談薬局」というスタイルが特徴です。
個々の疾病や症状に応じてご提案します。
お客様に対して専属の相談担当者が、ご提案とアフターケアを担当します。
初回の、ご相談から、漢方薬や保健薬、健康食品の選定及び販売、養生法の指導、等の提案及び販売に要する時間は60〜90分を目安としています。2回目以降は30分を目安としています。
漢方と中医学の考え方をもとにした治療観や健康観をもって提案します。
人間にもともと備わる「自然治癒力」を最大限に引き出せるような方法を考えて提案します。
日本国内で製造している漢方薬を取り揃えています。
日本製の独創的な保健薬と健康食品を厳選して取り揃えています。
オーガニックで自然派な保健薬、健康食品を取り揃えています。
希少生薬を活用することがあります。
動物生薬を活用する事があります。
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